Sayaka Kawase
Psychotherapy Clinic
忘れるのではなく、
自由になるのです。
When unpleasant memories hurt you
Sayaka Kawase Psychotherapy Clinicは心の傷・トラウマのスペシャリストです。ゴールは過去を忘れてしまうことではありません。消すことのできない記憶があなたの今そして未来の妨げにならないようにすることです。「あの」出来事が、過去だけでなくあなたのこれからの幸せも邪魔をしているのであれば、勇気を持って前に一歩踏み出すことが必要です。
その解決法がここにあります。
私たちが目指すのは単なる改善ではありません。「持続する本質的な」改善です。あなたの苦しみが1日でも早く取り除かれ、同じ問題で再び悩まないようにお手伝いすること。それを可能にするのがスペシャリストの仕事だと考えています。
朝の来ない夜はありません。傷が癒えるプロセスを経てあなたは以前よりも強く、優しく、賢明になるのです。過去を忘れる必要もありません。思い出すことが気にならなくなり、今と未来に希望を持てる日が必ず来るからです。
その時があなたに1日も早く訪れることを願って。
代表 河瀬さやか
About
2011年の東日本大震災。
この震災は私の人生そして心のケアに対する考えを根底から揺さぶる大きな影響を与えました。「真面目に生きている善良な人にも理不尽な出来事は起こり、一瞬で人を悲しみと絶望の闇に陥れる」という現実を目の当たりにしたからです。
トラウマは人を選びません。誰にでも起こり得ます。そしてなぜ不運がその人に起こらなければならなかったのか、誰も説明ができません。不幸に値する人など誰一人いないのです。この理由の欠如が、更なる孤独と混乱をもたらします。胸の内を話すことなく一人で苦しんでいる人は少なくありません。
「私には何ができるのだろう？」
被災地支援を通して自分の無力さを痛感し考え続けて辿り着いたのは、人の心に携わるプロとしての力を向上することでした。より効果の高い優れた治療法を学び、一人でも多くの方々に本質的な改善を提供したいという思いです。昨日より今日そして今日よりも明日、安らぎを感じられる人が増えたら。このミッションを胸に、日々臨床の現場に取り組んでいます。
Specialities
Trauma
トラウマ治療に効果が高いとされるProlonged ExposureTherapy、深く傷つくことで起こる認知の歪みにフォーカスを当てたCognitive Processing Therapy、コンプレックスPTSDの治療法であるSTAIR/NSTを使います。より早い改善を求めるのであれば、トラウマの心理的構造と不安や恐怖のメカニズムの理解を深める必要があります。あなたの症状がどの様に発症し、持続しているのか。その仕組みが分かれば、適切な解決法が見えてきます。
Depression
トラウマには大抵の場合Depression
（抑うつ）の症状が伴います。必然的に、当クリニックはDepression治療においても臨床経験が豊富です。様々な認知行動療法（CBT)のスキルを用い、ぶり返さない改善をゴールにします。また、大切な人を亡くした後の悲嘆に関しては、独自のアプローチで取り組んでいます。
Anxiety/OCD
当クリニックは不安症状、特にパニック障害や強迫性障害(OCD)の治療も専門としています。中でもOCDはその思考と行動の関連性が複雑なため、Exposure Response Prevention Therapyと呼ばれるOCD専門の治療が必要になります。通常のセラピーでおそらく実感できる改善を得られることは出来ないでしょう。初診ではYBOCSという診断ツール使い、丁寧にOCDの診察をします。
Relationship
誰かに深く傷つけられた後、二度と傷つきたくないと思うのは当然のことです。しかしこの自己防衛が頑張りすぎると、気づかない間にあなたの人を信じる力や自分に対する考え方にまで影響を及ぼすようになります。癒えない心の傷は、あなたの今やこれからの大切な人との関係の邪魔をするかもしれません。幸せになりたいと願のであれば、この負のサイクルを止める事が必要です。
Couples Therapy
当クリニックでは、バイリンガル・バイカルチャルの強みを生かし、これまで20年間、国際結婚のカップルセラピーをご提供しています。カップルのコミュニケーションと問題解決能力の向上に注目し、短期集中的なアプローチで取り組みます。重要なのはセラピー終了後。セラピストなしでも引き続き使えるリレーションシップスキルを学んでいただきます。
PCIT: Parenting
繰り返されるトラウマのサイクルを止める試みとして、Parent Child Interaction Therapy (PCIT)を提供しています。行動心理学をベースとしたPCITのアプローチで、お子さんの良い行動を伸ばし、好ましくない行動を減らすことができます。サイエンスベースのペアレンティングスキルを学べば、子育てにおける数々の疑問がクリアになります。